くらし情報『ねじれは解消されるのか、米国中間選挙』

2014年10月15日 11:05

ねじれは解消されるのか、米国中間選挙

民主党は、個人の自由を重視することを基本理念としています。経済政策に関しては、一定の政府の介入や規制によって国内産業を保護するなど、保護貿易主義的な政策をとっています。

共和党は、社会の規律を重視することを基本理念としています。経済政策に関しては、市場原理を重視し、規制緩和や減税を行なうことで、政府の介入を縮小すべきとの立場をとり、自由貿易主義的な政策をとっています。

民主党と共和党のどちらが、上院と下院それぞれの過半数を占めることになるのか、中間選挙の結果が注目されます。

ステップアップ
中間選挙の時期は、連邦議員選挙と同時に、多くの州で知事選や首長選、各種政策の是非を問う住民投票が行なわれます。

○ねじれ議会

アメリカのねじれ議会とは、上院・下院の2つの議会において過半数を占める政党が一致していない状態のことを言います。現在、上院は民主党、下院は共和党が過半数を占めるねじれ議会の状態です。
ねじれ議会では、法案の成立が難航することが問題となります。米国では、上院・下院は対等の権限を有しており、法案可決のためには、両院での可決が必要となります。両院の意見に違いがあれば、法案可決は困難になり、「決められない政治」

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