2014年10月17日 11:27
東京都・上野動物園に手乗りサイズの鹿がいてビックリ!!
、オスの「ミミン」という3頭のジャワマメジカが同園で飼育されている。ただし、来園者に展示されていて会うことが出来るのは2014年9月現在でこのマメジイだけだ。
ジャワマメジカはオスでもニホンジカのようにツノは生えていないが、代わりに細く小さなキバが見られ、メスにはない特徴となっている。性格は非常にこわがりで臆病。展示エリア内を細い足でちょこちょこと歩きまわっており、夜の森エリアで展示されていることからも分かる通り、日没直後や夜明け前の暗い時間帯が主な活動時間だ。
野生のものは主に単独やペアで生活し、食べるのは草や木の葉などの植物類や果物など。上野動物園ではキャベツや小松菜、ニンジン、サツマイモなどの根菜類、リンゴなどの果物がエサとして与えられている。
飼育員さんに話を聞いてみたところ、「初めて見ると小ささはもちろん足の細さにびっくりすると思います。
検査や治療の際に私たちが捕まえる時も、決して折れたりしないようにとても気をつかいます」と教えてくれた。そのほか、意外にも舌が長かったり、時おり犬のおすわりのように後ろにお尻をつくような姿も見たりすることができるのだという。
今回は写真撮影のために飼育エリアがまだ明るい開園前にお邪魔させて頂いたが、通常の開園時間中の夜の森エリアは上の写真の通りかなり暗い状態となっている。