2014年10月17日 11:30
未来館でスタートしたUNI-CUBβの有料レンタルサービスを実際に体験!
しかし、少し考えてほしい。これまでは、搭乗条件を満たした人で、さらに運のいい人、例えば、未来館友の会の会員中で、さらにツアーに申し込んで当選した人という具合で、ごく一部の人しか試乗できなかったのである。東京モーターショーでの試乗も、希望者に対して用意されている台数が限られていたため、乗りたい人全員が乗れたわけではない。あくまでも、これまでは「運がよければ乗れる」だったのだ。
それが今回は、ついにビジネスとして有料のレンタルサービスとしてスタートしたのである。つまり、定員に空きがありさえすれば、あとは料金の700円を払いさえすれば、身長・体重などの条件を満たした来館者なら誰でも乗れるのだ(体験ツアーは入館料の必要はない)。ホンダのパーソナルモビリティ事業、広く見れば同社のロボット事業としては初めての一般向けサービスであるし、屋内施設でのパーソナルモビリティのサービスという面で見ても、おそらくは日本初のサービスであり、これは実に大きなトピックなのである。もちろん、いくらパーソナルモビリティ後進国の日本とはいっても、一般道以外でなら一般向けのパーソナルモビリティのサービスがないわけではない(例えば、埼玉県の国営武蔵丘陵森林公園では8000円(+入園料400円)