くらし情報『電卓事業の歴史と今後の向かう先を探る - キヤノン、初の電卓「キヤノーラ130」の発売から50年の節目』

電卓事業の歴史と今後の向かう先を探る - キヤノン、初の電卓「キヤノーラ130」の発売から50年の節目

また、第1号機である「キヤノーラ130」の発売から現在までの歩みをまとめたオリジナルブックレットを同製品に同梱。国内外におけるキヤノン製電卓の変遷が分かる。

ちなみに、45周年の際には、記念モデルとして、X Mark Iシリーズの限定色として赤を用意。限定台数の45台はあっという間に完売したという。

では、今後のキヤノンの電卓はどう進化していくのだろうか。

岡本氏は、「スマートフォンの登場によって様々な製品領域が影響を受けているが、電卓はその影響を受けない市場」と前置きし、「PB商品による低価格領域の市場が一定の比重を占める一方で、高機能モデル、付加価値モデルに対する需要が確実に存在する製品。高齢者向け、小学生向け、女性向けといった需要層に対応した製品のほか、高速で計算する人たちの早押し機能や、キーの音が静かなサイレントキーといった、細かい機能にも評価が集まっている。キヤノンの電卓の特性をひとことでいうと、『多様性』ということになるだろう。
今後も様々な利用シーンや、様々なニーズにあわせた製品をつくっていきたい」とする。

電卓市場は、これからも存在し続けることになるだろう。そのなかでキヤノンはどんな差別化を図っていくのか。

新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.