くらし情報『電卓事業の歴史と今後の向かう先を探る - キヤノン、初の電卓「キヤノーラ130」の発売から50年の節目』

電卓事業の歴史と今後の向かう先を探る - キヤノン、初の電卓「キヤノーラ130」の発売から50年の節目

2009年には、スタイリッシュな「X Mark I」を発売。そのデザイン性が注目され、ヒット製品となった。これは、ヨーロッパ市場で発売した「X Mark II」につながり、国際的なデザイン賞である「2013年度レッド・ドット・デザイン賞 ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞している。

また、2010年には教科書ビューディスプレイを搭載した関数電卓「F-718SSAシリーズ」を発売。さらに、2013年にはプレゼンの際に利用するグリーンレーザーポインターによるプレゼンター機能付き電卓「X Mark I Presenter」を発売し、幅広いラインアップを整えている。

○キヤノンの電卓事業が向かう先は?

ここ数年、キヤノンの電卓事業は上昇傾向にある。

国内の電卓市場全体では、ほぼ横ばいの傾向にあり、JBMIAによる自主統計では、2013年実績で年間577万台、55億円の市場規模。2014年は、年間583万台、金額ベースで54億円の市場規模が見込まれている。
これに、100円ショップなどで販売されている低価格製品をはじめとするPB(※)ブランド製品を加えると、推定約800万台の市場規模。これを含めても市場はほぼ横ばいで推移している。

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