くらし情報『2014年国内動画広告市場、前年比約2倍の300億円規模 - スマホ比率過半数に』

2014年10月22日 10:02

2014年国内動画広告市場、前年比約2倍の300億円規模 - スマホ比率過半数に

インスクロール広告は、大手ポータルサイトのほか、ソーシャルメディアを通して提供され、動画広告の新しい提供形態として、メディアや広告会社による提案が増加している。

スマートフォン向けでは、ユーザーの動画広告視聴を促進するために、動画広告一視聴に対しインセンティブを付与するものや成果報酬課金型のものなど、多様な形態の動画広告商品の開発・提供が進んでいる。

同社によると、動画広告商品の需要は、今後もインストリーム広告を中心に推移する一方、提供形態の多様化により、インバナー広告・インスクロール広告・その他の動画広告の比率は、2013年時点の19%から2017年には27%に拡大すると予想されている。

今後の市場成長を実現する上での課題として、動画広告における効果測定指標の整備や、動画広告の出稿先となるコンテンツの拡充、これを実現するためのメディア・動画制作者の収益性が担保されるエコシステムの確立などが挙げられる。なお、スマートフォン上での動画広告による広告主とユーザー間のコミュニケーションの確立においても、今後いっそう重要となるという。同社は、同課題解決に向けた取り組みが進み、動画広告がユーザー・広告主・提供事業者から支持され望ましい方向に向かうことにより、2015年以降動画広告市場はさらに活性化され、中長期的な成長をすることが期待できると説明する。

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