2014年10月24日 08:00
電力系NCC各社の有志がVMware製品を活用! 全国規模のテストベッド環境オペレーションを実現
vSphereが基盤にあったからこそできたわけですが、私たちもワクワクして作業を行うことができました」(ケイ・オプティコム 伊達展成氏)
「もともと各社がクラウド基盤技術としてvSphereを使用していたことから、あまりコストをかけないでも全国規模で検証試験ができるのではないかということも、検証試験の実施に踏み切った大きなポイントだったと思います。こうした取り組みはコストを抑えることも大事な要件ですから」(中部テレコミュニケーション 津野幸司氏)
●各社の技術者有志は何を思い、どう取り組んだか
○各社の技術者有志は何を思い、どう取り組んだか
こうして始まった共同検証試験。各社の技術者有志は何を思い、どう取り組んだのか。
「試験の実施は私どもが起点になりました。まずは共通のネットワーク基盤が必要なので試験用の閉域網を構築し、各社のvSphereを同一のクラスタに接続しました。vMotion用の仮想サーバは、情報共有のためwebサーバ(CMS)を構築し、仮想サーバをリレーする方式で検証を開始しました。」(北海道総合通信網 上戸優一氏)
「最初にvMotionによるライブマイグレーションにより、仮想サーバの受け手となったのは私どもです。