くらし情報『日本HP、最大12TBのメモリを搭載できる「SAP HANA」向け垂直統合システム』

2014年10月24日 16:02

日本HP、最大12TBのメモリを搭載できる「SAP HANA」向け垂直統合システム

「HP CS 900」は出荷前に工場内で事前構成し、最適化と検証を済ませることで、システムの注文からインストール、運用までの時間を30日に短縮する。

手島氏は、「HP CS 900」のポイントとして、業界最大のスケーラビリティ、業界最速のパフォーマンス、業界最高クラスの高可用性、高信頼性を挙げた。

スケーラビリティでは、メモリ最大12TB、最大CPU 16ソケット(240コア)の拡張性を確保したこと、パフォーマンスでは、「HP CS 900」がベンチマークで世界記録を更新したこと、高可用性、高信頼性では、DIMM上のDRAMが2つ故障してもメモリ上で吸収され、システムに影響しないメモリ保護機能やメモリエラー詳細ログの取得、SAP HANAに最適化されたクラスタリングソフト「HP Serviceguard for SAP HANA」を搭載している点を挙げた。

発表会でゲストとして登壇したSAPジャパン バイスプレジデント ビジネスソリューション統括本部長 堀田徹哉氏は、「SAP HANAは3年前から提供し、インメモリの高速性を活かしたビッグデータアナリティクスからスタートしたが、昨年から『SAP Business Suite powered by SAP HANA』を提供し、基幹系システムも動作するように進化してきた。

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