2014年10月30日 15:39
「生活をもっと単純に」 - 指輪型コントローラ「Ring」が目指す新しい未来
●開発コンセプトは「生活のショートカット」
○開発コンセプトは「生活のショートカット」 - 今後はデザインに注力
「我々の生活はボタンとかスイッチとか、マウスとかタッチパネルとかに囲まれていて、何をするときも毎回何ステップかの操作が必要。それをRingのワンジェスチャーでできるようにしたい。生活はもっと単純にできるはず。生活を"ショートカット"できるのが新しい未来だと思う」
ログバー代表取締役の吉田卓郎氏は、Ringの開発動機をこのように話した。
例えば、ハイヤーサービスの「Uber」は配車APIをサードパーティーに公開しているが、このAPIにRingからアクセスすれば、ワンジェスチャーでユーザー情報と現在位置をUber側に伝えられるので、スマートフォンのアプリを起動して迎車位置を指定して、といった操作なしに車を呼ぶことができると説明する。
「Ringは何をコントロールできるのかとよく聞かれるが、『クラウドをコントロールできる』というだけで説明は終わる。直接つながらなくたってネット越しでつながっている。車だってインターネットにつながっているし、テレビもTwitterもつながっている。