くらし情報『歯のホワイトニングに効く"メタリン酸ナトリウム"ってどんなもの?』

2014年10月31日 11:00

歯のホワイトニングに効く"メタリン酸ナトリウム"ってどんなもの?

医薬品扱いのため、歯科医院でのみでしか行うことができない。しかし、高濃度の過酸化水素は歯肉につくと、歯の表面が脱灰して痛みが出たり、炎症を起こしたり、人によっては知覚過敏を起こしてしまうリスクがあるという。また、過酸化水素によるホワイトニング直後にはタバコやカレーライス、コーヒー、紅茶、赤ワイン等着色性の飲食物の摂取を制限する必要があるそうだ。

これに対し、歯磨剤やガムなどでも手軽に用いることができるメタリン酸ナトリウムは、食品添加物や医薬部外品に使用することが認められており、人体に対する刺激も少なく、安全性の面で優れていることから、過酸化水素を使用したホワイトニングができないような患者や、タバコや着色性の飲食物の制限ができない人にも安心して用いることができるとのこと。「ステイン除去効果以外にも、歯石の沈着の抑制効果があるとも言われており、歯周病の予防にもよいとされ、漂白後の使用にも有効とされています」と川本先生。

しかし、歯の変色は虫歯や嗜好品、薬剤、遺伝、歯の神経の病気などいろいろな原因が考えられる。中でもメタリン酸ナトリウムが有効なのは、コーヒー、紅茶、赤ワイン、タバコなど嗜好品によるステインの除去。

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