くらし情報『仙台市地下鉄東西線、新型車両2000系 - 車体前面は伊達政宗の兜をイメージ』

2014年11月3日 08:30

仙台市地下鉄東西線、新型車両2000系 - 車体前面は伊達政宗の兜をイメージ

仙台市地下鉄東西線、新型車両2000系 - 車体前面は伊達政宗の兜をイメージ
仙台市地下鉄東西線は、八木山動物公園駅から都心部の仙台駅を経て荒井駅までを結ぶ約13.9kmの路線で、2015年開業予定。新型車両2000系が投入される。

東西線では、建設費や運営費用が安価であること、長い急勾配区間を登れることなどを理由に、リニアモーター式の地下鉄を採用。新型車両2000系はアルミニウム合金製の車輪式リニアモーター車両で、車体幅2.49m、高さ3.14m、車体長さは先頭車が16.75m、中間車が16.50m。4両編成で運転され、15編成60両を製造するという。

車両デザインのコンセプトは「自然と調和し、伊達の歴史を未来へつなぐデザイン」。車体前面は伊達政宗公の兜の「前立て」と円形ラインで「歴史」「調和」を表現し、車体側面の上部に青の連続ラインを、中央部に青・緑・黄・オレンジのスクエアドットを配した。乗降口の扉窓は、地下鉄南北線1000系と同じ独特の楕円形の形状を採用した。


車内の座席は「伊達の粋」を感じさせる紺系とし、床も開放感のある明るい配色に。トンネル建設費削減などの観点から車両断面積を小さくしているが、南北線1000系と比べて車両外形が3割程度小さいのに対し、車内空間は2割程度の縮小に抑えており、快適性を確保しているという。

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