くらし情報『北海道新幹線木古内駅でレール締結式、新青森~新函館北斗間149kmつながる』

2014年11月4日 08:02

北海道新幹線木古内駅でレール締結式、新青森~新函館北斗間149kmつながる

北海道知事の高橋はるみ氏も、「新幹線時代の到来を実感し、胸が躍る思い。札幌への早期開業に向け、関係する皆様と力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。

続いて、来賓のうち44名が線路上に2列に並んで立ち、「えい、えい」のかけ声に合わせ、レールを固定するための締結ボルトをT型レンチで締め、レールを締結。点検確認と清めの儀を経て、テープカットとくす玉割りで記念すべき日を祝った。最後に、締結されたばかりの軌道上を、「祝 北海道新幹線新青森・新函館北斗間レール締結式」のヘッドマークを掲げた保守用のモーターカーがゆっくりと通過すると、参列者から大きな拍手が起こった。

締結式が行われた新幹線木古内駅は、2面3線のホームを備えた高架駅。不規則にガラス面を設けた外観は、寄せては返す津軽海峡の波を表現しているという。駅舎内部は簡素ながら、コンコース上部に波打つように設置された木材が印象的だ。


北海道新幹線用車両H5系の現地への搬入も進んでおり、すでに2編成20両が10月22日までに函館港から陸揚げされ、函館総合車両基地(北海道七飯町)にて1編成10両に連結されたという。今後は車両基地内で自走試験を行い、12月1日からの走行試験に備える。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.