ソフトウェアでITの制約を解放するヴイエムウェアの策とは? - vForum 2014
とサーバ仮想化プラットフォーム「vSphere 6.0ベータ」が、ストレージに関連した製品としては「Virtual Volumes」とソフトウェアベースの共有ストレージを実現する「Virtual SAN 2.0ベータ」が、管理に関連した製品としては統合管理製品「vRealize Suite」が発表された。
ゲルシンガー氏は、統合インフラを提供しSDDCを構築する製品として、ソフトウェアとハードウェアをパッケージして提供される「VMware EVO」を紹介した。「EVO」を構成するソフトウェアは同社が、ハードウェアはパートナーが提供する。「EVO」には、100台程度の仮想マシンを対象としたミッドレンジ規模「EVO Rail」とデータセンター規模のシステムを対象とした「EVO Pack」の2種類があるという。
加えて、「ネットワークには"スピード"、"経済性"、"セキュリティ"という3つの課題があるが、これらを解決するのがネットワーク仮想化およびセキュリティ プラットフォームであるNSX」と、ゲルシンガー氏は述べた。「NSXは、スイッチ、ルーティング、ファイアウォール、ロードバランザーなど、物理セキュリティが提供するすべての機能をソフトウェア上で提供する」