ソフトウェアでITの制約を解放するヴイエムウェアの策とは? - vForum 2014
さらに、ゲルシンガー氏は「NSX」がセキュリティの確保に有用と訴えた。
「現在、セキュリティの再設計が必要とされる状況にある。なぜなら、今のデータセンターの外側は強固だが、内側はセキュリティが不十分であり、いったん侵入を許してしまうと、制御できなくなる。そこで、SDDCとNSXを導入することで、データセンターの外側に加え、内側も強固にできるようになる」
2つ目の柱である「エンドユーザー・コンピューティング」は、パートナーシップの拡張と技術の開発から、推進しているという。エンドユーザー・コンピューティングを実現する製品としては、ワークスペース管理製品「「Workspace Portal」デスクトップ仮想化製品「VMware」、デバイス管理製品「AirWatch」、モバイルコンテンツ管理製品「Content Locker」が紹介された。
今回、目玉となったのが3つ目の柱となる「ハイブリッド・クラウド」だ。ゲルシンガー氏は「従来型システムとクラウドのメリットを享受できるシステムがハイブリッド・クラウド」と訴える。
同社がハイブリッド・クラウドを実現する解として提供するのが「vCloud Air」