2014年11月10日 19:00
iPhone版「Microsoft Office」はiWorkと何が違うのか
PCのExcelで作成したワークシートをiPhone/iPadで使うシチュエーションが多いことを考えると、NumbersにはあるがExcelにない関数は問題となりにくく、その点でExcel優位な項目といえる。ただし、Numbersもひととおりの関数をサポートしているうえ、関数の機能を説明するドキュメントの内容は断然充実しているため、個人ユーザでは評価が逆転するかもしれない。
5. 他のiOSデバイス/Macとの連携
他のiOSデバイス/Macとの連携は、やはりNumbersが有利だ。ExcelもOneDrive(Microsoftが提供するオンラインストレージサービス、旧称SkyDrive)に対応するほか、サードパーティーのサービスとしてDropboxに対応するが、クラウド(iCloud)上への文書保存をデフォルトにして他のiOSデバイス/Macとの連携を高めているNumbersのほうが、使い勝手では頭一つ抜けている。ただし、自由に使えるストレージサイズはOneDriveのほうが圧倒的に大きく(15GBまで無料)、ユーザが抱える文書の量と使用目的によって評価がわかれそうだ。
6. iWorkは「アドオン」