くらし情報『コストを抑えて10Gイーサネットを導入!! 10GBASE-T対応スイッチ』

コストを抑えて10Gイーサネットを導入!! 10GBASE-T対応スイッチ

図の【既存のギガビットイーサネット環境】では、L2SWやL3SW、サーバ、クライアントがすべて1000BASE-Tで接続されている。このようなネットワーク構成では、複数のクライアントが同時にサーバにアクセスすると、サーバのネットワークインタフェースがボトルネックになってしまう可能性が高い。また、サーバまでの経路上でもボトルネックが発生する可能性がある。リンクアグリゲーションで複数のギガビットイーサネットリンクをまとめれば、ボトルネックを解消することは可能だ。しかし、リンクアグリゲーションを行うためには、その分、余分にポート数やケーブルが必要となり限界がある。
そこで、サーバを接続するL2SWをXS708Eにアップグレードすれば、サーバのネットワークインタフェースのボトルネックを解消して、複数のクライアントがサーバに同時にアクセスしても、サーバのインタフェースはボトルネックとならない。さらに、一歩進めてL3SWをM7100-24Xにアップグレードして、サーバまでの経路上のボトルネックを部分的に解消できる。そして、将来的にクライアントが接続されているL2SWもXS708Eにアップグレードすれば、より高速な通信ができるネットワークに拡張できる。

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