コストを抑えて10Gイーサネットを導入!! 10GBASE-T対応スイッチ
XS712Tはスマートスイッチシリーズに分類されるモデルだ。スマートスイッチは、専用アプリケーションではなくWebブラウザで設定や管理を柔軟に行うことができる。XS712Tは12ポートの10GBASE-Tポートを搭載している。また、プロテクトポートなどのセキュリティ機能も充実している。
そして、M7100-24Xは、マネージスイッチシリーズのモデルだ。マネージスイッチは、簡易的なレイヤ3スイッチとしてスタティックルーティングに対応しVLAN間ルーティングも可能となっている。M7100-24Xは、SFP+とのコンボポート4ポートを含む24ポートの10GBASE-Tを備えている。SFP+ポートで既存の光ファイバの10Gイーサネットとの接続にも使える。
多くの10GBASE-Tポートを持つので、トラフィックが集中する場所に配置する集約スイッチとしての役割が適している。また、M7100-24XはiSCSIの通信を自動的に検出して、優先的に転送するiSCSIフローアクセラレーション機能もあるので、IP-SAN用のスイッチとしても最適だ。
ここでネットギアの10BASE-T対応スイッチを利用した簡単な10Gイーサネット環境へのアップグレードの例について考えてみよう。