くらし情報『柄本明、オンライン舞台への思い「文化芸術が死ぬことは人間が死ぬこと」』

2020年6月4日 18:14

柄本明、オンライン舞台への思い「文化芸術が死ぬことは人間が死ぬこと」

セットもあれだし。あまりそういう意識がないんです。『オンライン』というのも良くわからないしね」と首をかしげ、「いつもやっているのと同じことだから。改めて、『やりたい!』なんて気持ちは全くないです」と正直に話して笑いを誘った。

一方で、記者からの「文化芸術が不要不急のものという論調、風潮についてはどう思うか」という問いには、「文化芸術というのは、やっぱり生きているものだと思うんですよ。絶対に『不要不急のもの』とは違う」と力強く返し、「確かに“ご飯”と違うから、それがなくても生きていけるという人もいるでしょうけど、『不要不急のもの』ではないと思います。ものすごく必要なもの。だから、こういうオンラインでやろうなんていう知恵も出てくるわけだし。
やはり文化芸術が死ぬということは、人間が死ぬということと同義語じゃないかと感じますね。文化、芸術、娯楽。絶対に必要なことだと思います」と主張した柄本。

「とりえあえず興味として観て頂いて、面白ければこの後、劇場が再開されたら来て頂ければと思います。ただ、オンラインはオンラインであって。やはり、お芝居の本来の面白さは『劇場に来る』ということ。つまり、家からの電車か徒歩か自転車か、そこも含めての演劇。

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