ERP実現のために避けては通れないRFP。難解なRFP作成における実例を学べる機会を見逃すな!
だが、軸を極力ぶらさずに案件を進める方法もあるのだという。
「RFPは基本的に会社の総意でなければならない。ですが、そうはいかない事情のお客さまがいらっしゃるのもまた事実です。そこで、例えば機能要件に優先順位を付ける、提案を求む、など一言添えてもらうだけで提案の軸はグッと狭まってくると言えるのではないでしょうか」
○実際に数多くのRFPを見てきたシステムインテグレータだからわかる"RFPの勘所"
尾崎氏が言うように、RFPの作成は一筋縄ではいかないことは想像に難くない。同社は、11月25日に「プロジェクト成否はここで決まる!実例 RFP(提案依頼書)からノウハウを提供します~ERPコンサル、ベンダーが語るRFPと予算について~」を主催する。
セミナーでは、実際に株式会社システムインテグレータが顧客からのRFPを受けて作成した提案資料を実例として取り上げる。「こういったインプット(RFP)があるとアウトプット(提案)はこうなるのでは?」と、"ベンダーサイドから見たRFPの勘所"も紐解いてくれるのだ。
実際にRFPを作成しなくてはならない情報システム部門の方はもちろん、経営層にとってもRFPの善し悪しを把握するまたとない機会となるだろう。