2014年11月14日 09:41
ON Semi、車載向けLED用ドライバと電流コントローラを発表
構成は、デバイスのシリアル周辺機器インタフェース(SPI)を介して行われる。さらに、統合診断機能により、安全監視に必要なシステムのマイコンの負荷を小さくできるため、照明設計の全体的な効率が向上するとしている。この他、1つの照明モジュールで複数のLEDチャネルが必要な場合には、複数の「NCV78763」を組み合わせることで対応できる。
一方、「NCV7691」は車載LEDランプ用の電流コントローラである。この高度に統合されたプレドライバは、主に車載のリアコンビネーションランプ(RCL)、センター取り付け型のハイマウントストップライト(CHMSL)、および日中走行用ライト(DRL)を対象としており、PWMおよび診断機能に加え、バッテリ接続および負の温度係数(NTC)入力を1チップに組み込んでいる。また、外部のバイポーラトランジスタとフィードバック抵抗を組み合わせて使用することでLEDドライバ電流を正確に制御し、最大8個のLEDストリングを同時に駆動する。これにより、チャネルを柔軟に追加してマルチチャネルのシステムを作成できる。さらに、専用の調光機能はPWM入力ピンを通して組み込まれている。