くらし情報『ブリヂストン、センシングによりタイヤの摩耗状態を推定する技術を開発』

2014年11月14日 17:45

ブリヂストン、センシングによりタイヤの摩耗状態を推定する技術を開発

ブリヂストン、センシングによりタイヤの摩耗状態を推定する技術を開発
ブリヂストンは11月14日、路面と接しているタイヤから接地面の情報を収集、解析し、路面情報やタイヤの状態を把握するセンシング技術「CAIS(Contact Area Information Sensing)」のコンセプトに基づいて、タイヤの摩耗状態(残り溝の深さ)を推定する技術を開発したと発表した。

タイヤの過度の摩耗はグリップ力の低下や故障の原因となり、事故を引き起こす危険性もある。今回の技術は、車両の通常走行時において、タイヤの内面部に取り付けたセンサが、タイヤの踏面部の挙動変化を取得、その挙動変化の情報を解析することで、タイヤ踏面部の摩耗状態を推定し、運転席でそれをリアルタイムで把握することを可能とするもので「CAIS」としては3つ目の技術(CAIS III)となる。

そもそものCAISは、TPMS(Tire Pressure Monitoring System:タイヤ空気圧監視システム)の延長に位置する技術で、CAIS Iはタイヤ内部に2つの歪みセンサを設置し、タイヤの歪み度合を図ることで、直進しているのか、コーナリング中なのかを判別する技術。CAIS IIは周方向の加速度センサを搭載し、路面の状態によって変化する振動を解析することで、「乾燥」

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