2014年11月15日 12:00
"筆圧感知"機能は絵を描くクリエイターのためだけの機能ではない!
ペン先の材質をゴムから樹脂に変更することで、ペン先の太さを細くするとともによりアナログのペンに近い形状にすることができました。それから、この製品とBamboo Stylus finelineは1本1本工場でスペック通りの筆圧感知が出ることを確認し、SDKを介してきちんと表現できるように調整してから出荷しています。そこは当社のこだわりですね。
――今回からバッテリーが乾電池ではなくなっていますよね。
そうです。乾電池を入れると後ろが重くなってどうしても書く際にバランスが悪くなってしまっていたのが改善されました。USB経由で充電できるコネクタを仕込んであります。
――クリエイターの方が独自でグリップを作って換えたりカスタマイズしている方も多いのですが、メーカー側で純正の商品を発売するということは考えていないのでしょうか。
技術的な制約がない限りはやってみたいとは思っていますが、スタイラスペンでのグリップというのは今のところはないですね。Intuos Proの場合はグリップが太いものもあります。
――デジタルペンのこれからのあり方についてワコムとしてはどのように考えていらっしゃいますか?
紙を完璧になくすべきだとは思っていません。