くらし情報『SC14 - NVIDIAが最上位の科学技術計算用GPU「Tesla K80」を発表』

2014年11月18日 11:15

SC14 - NVIDIAが最上位の科学技術計算用GPU「Tesla K80」を発表

この1つの理由は、K40は2880CUDAコアを持つのに対して、K80のGK210では2496コアと13/15のコア数であるからである。しかし、これだけでは性能の差は説明できない。

もう1つの大きな差は、K40のベースクロックは993MHzであるのに対して、K80のそれは749MHzに低下しているからである。一方、GPUブーストを使うと、K40は1153MHzであるのに対して、K80は1166MHzとほぼ同じクロックとなる。これは、どちらも同じ程度の周波数で動作することができるチップであるが、K80の場合は消費電力を抑えるため、ベースクロックの周波数を下げているためと考えられる。

ベースクロックを約80%に下げることにより各チップの消費電力をほぼ半減させることができると思われ、GK210 2チップ合計でK40のGK110Bと同程度の消費電力になると思われる。

メモリ容量はK40の12GBに対して、K80では24GBになっており、各GK210チップに12GBずつGDDR5メモリが接続されていると見られる。メモリバンド幅はK40の288GB/sに対してK80は480GB/sであり、K40では3GHzクロックであるのに対してK80では2.5GHzクロックとなっている。

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