2014年11月18日 14:38
弥生のクラウド会計は誰にオススメ? 既存品との連携は? - 岡本社長に聞く
としているのは、これまで青色申告ではなく白色申告をしてきた人たちです(※次回の確定申告からは、白色申告者でも記帳が義務化され、その手間は何倍にもなると予測される)。
当然この先、パッケージ版の青色申告ソフトを使っているユーザーがクラウド版を使いたい要望はあると思いますので、パッケージ版からクラウド版への移行も2016年の確定申告シーズン以降に対応を予定しています。現時点では、あくまで白色申告をしていた人、もっと言えば業務ソフトをこれまで使っていなかった人を中心に、確定申告の初心者でも使ってもらえる会計ソフトを意識してスタートしています。
――具体的にはどのような点が初心者向けなのでしょうか?
岡本社長:すごく分かりやすい部分でいうと、例えば消費税申告。パッケージ版ではもちろん対応していますが、クラウド版はあえて対応していません。想定しているユーザー層(これまで白色申告だった人)を考えると、消費税申告をしない人が非常に多いからです。余計な機能を付けるよりも、できるだけ「シンプル」に機能を実装しています。――パッケージ版を使っていた人からすれば、クラウド版ではできない機能があるので、積極的には推奨されないということですね。