2014年11月19日 09:40
成長のポイントは直線的な拡張が得られるシンプルさ - 米Nutanix Nair氏
パブリッククラウドの反対側にはオンプレミス型もあるが、オンプレミスは完全なコントロールやセキュリティは確保できるが、AWSのような価値は提供できない。また、段階的な成長に制約され、レガシーシステムへのこだわりもある。我々は、両方のいいところを組み合わせて提供したい 」と述べた。
同社では、ITインフラを仮想化基盤をサーバとストレージを統合した2Uのアプライアンスとして提供する。1ノード単位でスケールアウトが可能で、1つのアプライアンスで最大20コアまで対応する。
同氏は同社のアプライアンスの特徴について、「ノードを追加するたびに性能、キャパシティが追加され、追加する際にシステムを停止する必要も、ロードバランサも必要ない。これは、Googleのデータセンターに似ている。ノードを追加すれば、直線的な拡張が得られるので、2000ノードを導入している顧客もいる」と説明した。
また、スナップショット、HA (高可用性)、災害復旧、重複排除などがソフトウェアサービスとして提供される。
国内では、Yahoo!やNTTスマートコネクトのほか、自治体では足立区がNutanixを採用しているという。