2014年11月19日 10:05
"スカスカおせち"と決別したグルーポン、4年ぶりのおせちの内容は?
「グルーポン」といえば「おせち」を連想する方も少なくないのではないだろうか。グルーポンは、グルーポン・ジャパンが運営する共同購入型クーポンの通販サイト。2011年に同サイトのクーポンを利用して購入されたおせちがサイト上の見本と異なっており、期日にも届かなかったことから「おせち事件」として世間を騒がせた。
そんな「グルーポン」が11月13日に「おせち・お正月特集」を開始し、おせちの販売を再開した。4年ぶりのおせち販売決定を受けてこのほど、「グルーポン・ジャパン『おせち・お正月特集』発表会」が行われ、同社代表取締役 CEOの根元啓氏が社内体制や同特集について語った。
○CEO根元氏は「風化させずに取り組んできた」
根元氏によると、同サイトは2011年と比較してクーポンの掲載数が4倍にまで増加。また、クーポン掲載にいたるまでの社内プロセスも改善したという。掲載前の審査基準を30件から200件に増やし、掲載ページの校正も2011年2月から外注業者ではなく社内で行っている。
店舗フォロー専門部署も設立し、メールのみの対応だったカスタマーサポートも電話での問い合わせに対応した。
今年のおせち販売に際しては、過去3年間でおせちの販売における事故のない販売店を選定し、万が一不備があった場合には代替品を即手配できるようにしているという。