くらし情報『首都高技術など、3次元点群データを活用した道路・構造物の管理システム』

2014年11月20日 13:01

首都高技術など、3次元点群データを活用した道路・構造物の管理システム

首都高技術など、3次元点群データを活用した道路・構造物の管理システム
首都高技術、エリジオン、朝日航洋の3社は11月20日、道路・構造物の維持管理の支援を目的としたシステム開発を共同で実施することに合意し、地理情報と3次元点群データを活用したシステム「InfraDoctor」を開発したと発表した。

同システムは朝日航洋が提供するGIS(地理情報システム)とMMS(移動計測車両による測量システム)で計測した3次元点群データや全方位動画などを連携させ、道路・構造物の状況を画面上で確認したり、点群データから必要な図面を自動作成したりすることで、道路・構造物の維持管理業務をトータルでサポートするシステム。

「InfraDoctor」は三つの基本機能を備えている。まず一つ目は「GISプラットフォーム機能」。MMSで取得される3次元コンテンツと道路維持管理業務に欠かせない橋梁などの図面、点検記録データを、位置情報をベースに統合管理し、各種データの総合窓口として点検業務の効率化を図ることができる。

2つ目は「点検結果台帳機能」。これは、日々実施される道路・構造物の点検・補修の最新情報を簡単に検索し入手できる機能。橋脚番号や距離標をキーに関連する構造物の情報を一括で検索できるほか、劣化に起因する事故が発生した場合などにおいて同種構造物の検索を可能とし、緊急点検業務のリードタイム短縮を実現する。

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