2014年11月22日 09:00
スバル「レガシィ アウトバック」に試乗! 踏破性に優れるも、乗り心地は…
全幅は大幅に広がったが、その分サイドミラーのサイズを工夫することで、ミラーtoミラーの幅は先代と変わっていない。車庫入れや縦列駐車は、慣れればそれほど難しくないはずだ。
一方、乗り心地のほうは、やや軸足をどこに置いているのかわからない面がある。オフロードにおいて、踏破性は圧倒的に優れているものの、揺れという面では「フォレスター」などのSUVには到底かなわない。オンロードも段差でハネたりはしないものの、振動はある程度拾う。とくに低速域での減衰力は、もう少し煮詰めてほしいと感じた。
○カーナビやオーディオは完成度の高い仕上がり
アイテムという点では、新型のカーナビが優秀だ。「スマートフォンのような使い勝手」という触れ込みを聞いたとき、その良さが理解できなかったが、ピンチイン/アウトやタップが感覚的にできるのはじつにラクチン。
初めてこのナビを使うときも、「レガシィ」を購入してずっとこのナビを使い続けてからも、機能・デザインともに高い満足感を味わえるはずだ。
個人的に興味のあった「harman / kardon(ハーマンカードン)」のオーディオは、幅広い音域を分厚く聴かせ、ジャンルの得手不得手も少ない完成度の高い仕上がりだ。