くらし情報『スバル「レガシィ B4」に試乗 - 大型セダンとなっても主張するスポーティ性』

2014年11月22日 18:30

スバル「レガシィ B4」に試乗 - 大型セダンとなっても主張するスポーティ性

スバル「レガシィ B4」に試乗 - 大型セダンとなっても主張するスポーティ性
スバルの2013年度世界販売台数は、およそ82万5,100台だった。前年比で13.9%増という驚異的な伸びだが、これを牽引するのが米国での好調な販売状況である。同期の米国販売台数はおよそ44万1,800台。スバルのクルマは現在、半分以上が米国で売れているのだ。

同期の国内販売台数は約18万1,600台だから、米国の売上はおよそ2.5倍となる。しかし、ほんの5年前までは国内と米国の販売台数にさしたる違いはなかった。2008年度の米国販売台数はおよそ18万8,200台。対する国内販売台数は17万8,800台である。


この極端なまでの米国市場シフトに貢献したのが、先代の「レガシィ」シリーズであることは間違いない。4代目に比べて全長で100mmほど、全幅で50mmほど拡大した5代目「レガシィ」は、国内では賛否両論を巻き起こした。今年フルモデルチェンジされた6代目「レガシィ」もまた、このボディサイズ拡大路線を継承したものとなっている。

○セダンに求められる品格を満たし、アウトドアに溶け込む柔軟さも

新型「レガシィ B4」の全幅1,840mmというサイズは、トヨタ「クラウン ロイヤル」よりも40mm広い。

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