くらし情報『列車ダイヤを楽しもう (20) 特急「はくたか」在来線最速160km/h! ほくほく線の黄金時代』

2014年11月23日 08:00

列車ダイヤを楽しもう (20) 特急「はくたか」在来線最速160km/h! ほくほく線の黄金時代

は普通列車の運行時間をもとに駅間を決定するため、ほくほく線以外の普通列車も入力しないと駅間を正しく表示できない。

赤い線が特急「はくたか」、青い線が快速列車だ。やはり赤い線が目立つ。北陸方面から上越新幹線へ接続するために建設された路線だと実感する。しかし、普通列車も日中はほぼ1時間ごとに走っているから、地元の人々にも便利な運行計画になっているようだ。

ほくほく線は単線だが、前後の上越線と信越本線は複線だ。特急「はくたか」は上越線の区間内ですれ違い、運行頻度を高めている。ほくほく線内では駅間ですれ違う部分もあり、これは信号場が設置されているからだ。
「はくたか」の運行本数を増やすために、魚沼丘陵~美佐島間に赤倉信号場、十日町~まつだい間に薬師峠信号場、まつだい~ほくほく大島間に儀明信号場が設置された。それぞれの区間ですれ違いが設定されたおかげで、「はくたか」の運行本数と普通列車の運行本数を確保している。

普通列車のスピードも速い。「はくたか」の運行の邪魔にならないように、先行する場合は追い越される駅まで最速で逃げきり、すれ違う場合も先に到着して待たなくてはいけない。そのため、ほくほく線の普通列車に使用されるHK100形電車は最高速度110km/h、起動加速度は3.0km/h/sという高性能車両になっている。

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