2014年11月27日 15:58
いつも身に付けられるウェアラブルデバイスを目指して - ジョウボーンの活動量計「UP MOVE」「UP3」発表会
ジョウボーンはこの分野にフォーカスしていることをアピールした。
○データ分析で生活の質改善を提案
続いて競合他社に対する同社の強みと、プラットフォームに関する説明が行われた。
アクティビティトラッカー分野において、競合に対するジョウボーンの強みは、ユーザーに対する生活改善の提案だという。ジョウボーンは最初の製品「UP」を2011年に投入後、これまでに1兆7,000億歩、1億7,000万回ぶんの睡眠、そして1,800万の食材に関する活動ログを取得しており、このデータを解析してエンドユーザーの生活を改善するヒントをアプリ内の「Smart Coach」機能で通知している。
社内でのリサーチでは、98%の社員がUPを使うことで、生活がより健康的に改善されたと回答しているという。外部機関の調査でも、81%のユーザーがUPを使うことで健康に配慮するようになったと回答したほか、全体的に競合製品よりも高い数字が出たと自信を見せた。また、同社はUPプラットフォームに対するAPIを公開しており、ジョウボーン製ハードウェアだけでなく、トラッキング機能を備え、歩数などの情報を収集できるスマートフォンやAndroid Wear、Pebbleなどのスマートウォッチ用にも門戸を開いている。