2014年12月3日 11:00
被害総額200億! - 外部メディア制御と詳細なログ機能で、情報漏洩を防止
と指摘する。
外部記録媒体/データは自動暗号型もしくは自己復号暗号化ファイルとして書き込まれる。これにより、例えば社外PCでデータを読み込む場合でも、パスワードで暗号化を解除できる。最近は、リモート環境で作業をしたり、取引先とコラボレーションしながらプロジェクトを進めたりするケースは多い。そのような場合でも、一定の制限を設けることで、データを安全にやり取りすることが可能になるのだ。
○セキュリティが厳しい国家機関での導入実績
SecureCore RSSで特筆すべきは、ログ機能の充実である。詳細な管理者操作ログ、クライアントのデバイス利用履歴などがすべて記録される。
管理者やクライアント端末利用者の外部デバイス抜き差し記録はもちろん、ファイル操作記録やログオン/ログオフ、印刷記録、申請・承認状況などがすべて記録される。
また、一部オプションでHDDやファイルサーバ上での操作ログも収集することが可能だ。エヌ・シー・エル・コミュニケーションのセキュリティ事業部技術担当部長を務める佐村恭敏氏は「万一の際の追跡調査では、誰が、どのデバイスで、どのファイルにアクセスし、どんな外部デバイスでデータを持ち出したかといった記録を確認する必要がある。