2014年12月3日 12:30
「Adobe Ink & Slide」を"現場のクリエイター"はどう使う? - 「仕事」での使い方を検討してみた
そのため、まだ実際にこのハードウェアに触れたことがない、というクリエイターもいるかもしれない。
以前、「クリエイターのかばんと"中身"、見せてください!」というシリーズ記事にて取材に応じてくれたエディトリアル/グラフィック・デザイナーのSさんも、そんなクリエイターのひとり。「Adobe Ink & Slide」について聞いてみたところ、InDesignやPhotoshop、Illustratorといったアドビ製品は毎日必ず業務で使うものの、同製品にはまだ触れたことがないという。そこで今回、「Ink & Slide」初体験のSさんに、タッチアンドトライを行ってもらった。
まずSさんが着目したのは、パッケージのできばえ。製品写真が印刷されたスリーブを外すと、透明なインクで立体的にCreative Cloudのマークが控えめにあしらわれている点に注目していて、その細やかな仕様には「アドビらしいデザイン」と一言。本体を収めているプレートも傾斜がつけられ、スムーズに出し入れができるようになっていることに対して、「ユーザーへのデザイン面からの配慮は、実務にあたっているデザイナーにとっても好ましく見えます」