個人でも買える快速Chromebook - デル「Chromebook 11」を試す
から追加するというのも同じだ。標準で「Gmail」やオフィスアプリケーションの「Googleドキュメント」、「Googleスプレッドシート」といったものが用意されているが、どれもブラウザ上で起動することになる。
利用にあたっては、Googleアカウントと無線LAN環境がほぼ必須となる。アカウントを登録せずにゲスト扱いで利用することは可能だし、オフラインでもある程度は作業することもできるが、データの保管場所はクラウド上だ。Chromebookの実力をきちんと発揮させるためには、ネットワークに接続しておきたい。
このようにWindowsとは違う動きをするマシンだが、Windows PCが普通に使えている人なら特に困ることなく利用できるだろう。本体内にはヘルプやキーボードショートカットのガイドなども用意されており、すべてがきちんと日本語で読める。最初こそ多少とまどうが、すぐに慣れて快適に利用できるだろう。
実際に使って見ると、普段からクラウドサービスを活用しているなら、不自由を感じないといったところだ。簡単な写真の加工や動画鑑賞、メールといった作業は普通にできてしまう。
○ハードウェアスペックからは考えられない迅速な挙動と快適さ
Chromebookは動作が軽快なことも大きなポイントだが、Chromebook 11を実際に使うと、そのキビキビとした動きに驚かされるほどだ。