個人でも買える快速Chromebook - デル「Chromebook 11」を試す
アカウントをセットアップした状態で、電源ボタンを押してからパスワード入力画面が表示されるまでは7秒程度。さらにシャットダウン操作から画面が暗くなるまでは、1.5秒程度と圧倒的に速い。
そしてChromebookは、この快速状態のまま使い続けられる可能性が高いというのも魅力だ。アプリケーションはChromeの中に入るものだけなので、いろいろなアプリケーションをインストールしたせいで起動時の読み込みが多くなり、動きが重くなるというWindowsにありがちな状態にはなりづらい。
これだけ快適なマシンだが、その構成はCPUにCeleron 2955Uを搭載し、4GBのメモリと16GBのSSDという比較的軽いもの。ラインアップにはメモリが2GBのモデルも用意されているから試用機は上位モデルということになるが、それでも販売価格は38,980円(税別、送料込)と手頃だ。
Chromebookのベンチマークは基準がわかりづらいが、ここでは「Octane 2.0」と「PEACEKEEPER」の結果を紹介しておこう。いずれもブラウザの性能評価を行うものだが、十分に高いスコアが出ている。
もう1つのChromebookの特徴であるロングバッテリーについては、輝度を標準状態のままでBluetoothをオフにし、無線LAN接続でニコニコ動画のループ再生を実行してみたところ、「4時間41分26秒」