2014年12月9日 07:00
IBMのワトソンとミシュラン・シェフがコラボ、フランス料理のレシピを創作
にすべく、1つの料理につき、3つのキーワードを与えたそうだ。
メニューは以下のとおりで、「」の内容は料理のテーマ、[]の内容はキーワードだ。
アペリティフ「リラックス」[みかん]×[パンチ]×[休日]
前菜「冬の街で凍った体を」[蟹]×[スープ]×[フランス風]
蕪の料理「君の蕪」[蕪]×[ソテー]×[フランス風]
肉料理「贅沢な冬」[牛肉]×[ロースト]×[冬]
デザート「気分は赤と白と緑」[栗]×[パルフェ]×[クリスマス]
アペリティフは、休日を過ごすように、お店で過ごしてもらいたいという思いから、3つのテーマが選ばれた。オレンジとミントの葉が相まって、さわやかな味わいだった。パンも焼き立てで、どれもおいしかった。
前菜は、寒いなか、店にやってくるお客様に温まってもらうために、冬が旬である蟹をベースとしたスープをオーダーしたそうだ。トリュフ、根セロリと、日本では珍しい食材が用いられており、正に「フランス風」を体現していた。蟹の風味が濃厚で、茹でた蟹を食べるよりも、蟹を満喫できた気がした。
そして、わざわざ蕪の料理を設けてあるのは、同店のスペシャリテが蕪料理だからとのこと。