くらし情報『SC14 - 花盛りとなっていた「液冷技術」』

2014年12月12日 10:00

SC14 - 花盛りとなっていた「液冷技術」

Eurotechは、SC14において第2世代となる「Aurora Hiveシステム」を発表した。Aurora Hiveのモジュールはブリックと呼ばれ、幅が105mm高さが130mmで奥行が325mmとなっている。このブリックをラックの前後から挿入する構造で、表、裏ともに16行×4列のブリックを収容する。従って、ラック全体では128ノードを収容できる。

ブリックは6角形ではなく4角形であるが、ラックには、ブリックを入れる4角形のスペースが整然と並んでいる様子が蜂の巣に似ていることからHiveと名付けられたという。

コールドプレートは冷蔵庫の冷却プレートのような形状で、そのままでは発熱部品とは接触せず、間を埋めるような金属部品を取り付けているようである。分厚いアルミ板から削り出すのは高くつくと思われ、こちらの方が安くできそうである。

このブリックに6枚のボードを収容でき、Xeon E3 1200 v3、あるいはX-Gene Oneプロセサを搭載したCPUボードが1枚、NVIDIAのK40あるいはXeon Phiボードを4枚、そしてInfiniBandの通信ボードを1枚というのが標準的な構成である。

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