2014年12月14日 12:41
英Guardianがメディア界の重要人物を選ぶ「MediaGuardian 100」を発表 - GoogleとFacebook、Apple CEOがトップ3占める
英大手メディアのGuardianが恒例の「MediaGuardian 100」を発表した。上位3位を米Google、米Facebook、米AppleのCEOが占めるなど、ハイテク企業のメディアへの影響が色濃く反映された順位となった。一方で、これら米ハイテク大企業のプライバシー問題はかつてないほど大きくなっており、「矛盾の年」としてまとめている。
1位はGoogleの共同創業者兼CEOであるLarry Page氏。昨年の2位からのアップで、3回目の1位となる。検索やデジタル広告、モバイルなど重要な市場を独占しているGoogleだが、税金逃れはもちろん、忘れられる権利やデータプライバシーなど欧州で同社を取り巻く環境は穏やかではない。
2位はFacebookの共同創業者兼CEO、Mark Zuckerberg氏だ。2011年に1位になるなどランキングの常連だが、昨年はCOOのSheryl Sandbergに1位を譲った。
創業時に大学生だったZuckerberg氏も30歳になり、Facebookの時価総額はピークで2000億ドルに達した。2014年には世界広告市場の8%のシェアをとると予想されており、メディアに占める存在感は大きくなるばかり。