便利なWi-Fiスポットに潜む罠、使う際に注意したいポイントとは?
ではないだろうか。Wi-Fiスポットが暗号化されているかどうかを、何で判断すればよいのかと疑問に感じている人も多いかもしれない。
Windowsパソコンであれば、Wi-Fiスポットに最初に接続する際に、暗号化されていない場合には「このネットワーク経由で送信される情報は他の人に読み取られる可能性があります」といった注意書きが表示される。そのため、この時点で接続を止めれば問題はないが、注意書きを見落としたり、リスクを軽視して、そのまま接続してしまう可能性も考えられる。また、次回から自動で接続するように設定した場合には、以降は、この注意書きを目にすることなく自動で接続してしまうリスクもある。
このようなリスクに対し、セキュリティソフトで二重の備えをするのがおすすめだ。たとえば、カスペルスキーが提供する個人向けの統合セキュリティソフトの最新版「カスペルスキー 2015 マルチプラットフォーム セキュリティ」では、Wi-Fiスポットの安全性を診断する機能が搭載されている。
同ソフトをWindowsパソコンにインストールしていれば、暗号化されていない、または暗号化レベルの低いWi-Fiスポットに接続してしまった際に、警告メッセージを表示してくれる。