便利なWi-Fiスポットに潜む罠、使う際に注意したいポイントとは?
また、過去にリスク承知で接続したWi-Fiスポットにふたたび接続した場合でも再度警告メッセージを表示。改めてセキュリティのリスクを認識することができる。
○都内のWi-Fiスポットの実態を調べてみた
さまざまな場所で提供されているWi-Fiスポットだが、暗号化されていないなど、セキュリティ対策が十分でないWi-Fiスポットがどのくらいあるのかを確認するために、都内3カ所で検証してみた。同時に、カスペルスキーのWi-Fiスポットの安全性を診断する機能も試してみたので紹介しよう。
■羽田空港・国内線出発ロビー
まずは、羽田空港の国内線出発ロビーで検証を行った。国内線出発ロビーでは、無料のWi-Fiサービスが提供されており、Webブラウザで名前とメールアドレスを登録することで利用できた。しかし、同サービスでは暗号化キーが設定されておらず、カスペルスキーの警告が表示された。
飛行機の搭乗前の待ち時間に、Wi-Fiサービスを使ってメールをチェックしたいと思うこともあるかもしれないが、重要な情報を扱うのは控えたほうがよいだろう。
また、空港で提供されているWi-Fiサービスだからといって、無条件で信頼するのは禁物だ。