2014年12月17日 09:30
IIJとアットマークテクノ、IoT/M2M市場に向けて技術連携
インターネットイニシアティブ(IIJ)とアットマークテクノは12月16日、IoT市場の拡大を睨み、12月24日発売のアットマークテクノ製IoTゲートウェイ「Armadillo-IoT」に、IIJが開発したオープンソースライブラリ「Libarms」を組み込み、IIJが提供するマネジメントシステム基盤「SACM(Service Adaptor Control Manager)」を使って多数のセンサを一元管理できる仕組みを整えたと発表した。
昨今注目されているIoTは、各種センサの情報をインターネット経由で収集しビッグデータとして解析することで、さまざまな新しいサービスを生み出そうという概念だが、大量のセンサを搭載した機器を監視・管理する仕組みを構築するためのコストと負荷が、IoTシステム導入の大きな課題となっている。
IIJが提供する「SACM」は、通信機器を遠隔から集中管理する仕組みを提供するマネジメントシステム基盤である。また、「Libarms」は、「SACM」の管理機能を通信機器に実装するために開発された組み込みソフトウェアモジュールで、オープンソースライブラリとして無償配布されている。