2014年12月18日 14:02
日本IBM、「IBM Watson Analytics」の正式版を提供開始
Watsonと対話をしながら、データ分析の知見に関係なく、誰もが高い水準の結果を導き出すことができる。マーケティング、営業、財務、IT、人事などあらゆる部門で利用できるもの」とした。
Watson Analyticsでは、自然言語と視覚化による分析と対話インタフェースを実現するとともに、自動実行される高度な予測分析を行い、クラウド環境により迅速な対応を可能にしているのが特徴だ。
Watson Analyticsは、クラウドを通じて、ビジュアライゼーションを提供する「Explore」、予測を行う「Predict」、ダッシュボードを生成する「Author」という3つの機能を提供。500MBのストレージスペース、50の変数、10万レコードまでを利用できる無償版に加えて、パーソナルエディションを用意。同エディションでは、2GBのストレージが利用できるほか、256の変数と、100万レコード、SPSSとの連携や他のクラウドサービスとの接続を提供する。現時点では英語のみをサポートしているが、今後、日本語版を提供する予定であり、それに向けて準備中であることを明らかにした。
「今後、いくつかのメニューが追加されることになるだろう。