2014年12月18日 16:34
マランツ、11.2chの同時出力が可能なDolby Atmos対応のAVプリアンプ
ディーアンドエムホールディングスは12月18日、マランツブランドより、Dolby Atmosに対応した11.2chのAVプリアンプ「AV8802」を発表した。発売は2015年2月で、希望小売価格は450,000円(税別)。
AV8802は「AV8801」の後継機種で、同社のAVプリアンプのフラッグシップモデル。送り出しアンプには、オペアンプ以上のスルーレートを持つ「HDAM SA」モジュールを使用している。さらに、11.2chの送り出しアンプを、それぞれ独立した基板に分割することで、チャンネル間のクロストーク抑制に成功した。
最大11.2chの同時出力が可能で、端子数は13.2ch分用意されている。プリアウト端子は、全チャンネルともRCA(アンバランス)に加えてXLR(バランス)を装備している。
最新のサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」に対応しており、[5.1.2ch][5.1.4ch][7.1.2ch][7.1.4ch][9.1.2ch]のスピーカー配置を利用できる。
トップスピーカーが設置できない場合でも、フロントやリアのハイトスピーカーに、これらの信号をアサインすることが可能だ。