くらし情報『人工衛星を使ったミャンマー専用「天候インデックス保険」販売へ』

2015年1月6日 14:34

人工衛星を使ったミャンマー専用「天候インデックス保険」販売へ

で、同社『天候インデックス保険』が同国の農業分野に対して貢献できることを紹介し評価を得るなど、これまでミャンマー政府と連携しながら同商品の開発を進めてきたという。しかし、ミャンマーは気象観測のためのインフラと過去からの気象データが十分ではなく、『天候インデックス保険』の開発に大きな障害となっていた。

そこで、損保ジャパン日本興亜は、衛星リモートセンシング技術(人工衛星に搭載した観測機器(センサ)を使い、離れた位置から地球表面等を観測する技術)について豊富な知見を有するRESTECとともに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する衛星全球降水マップ(GSMaP)(JAXAが提供する全球降水マップの名称。日米欧などの人工衛星データから1時間ごとに作成)等の人工衛星データを活用することで、ミャンマーにおいても、『天候インデックス保険』を共同開発することに至った。人工衛星から推定された雨量を活用した『天候インデックス保険』の開発は、日本初だという。

○『天候インデックス保険』の概要

保険対象者(被保険者):対象地域の農家
対象作物:米、ゴマ
対象地域:マグェ管区、ザガイン管区を含むミャンマーの中央乾燥地帯
対象リスク:干ばつ(雨季の少雨リスク)

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