くらし情報『様々な要因で変動する原油価格』

2015年1月7日 17:51

様々な要因で変動する原油価格

様々な要因で変動する原油価格
原油需要が減少する懸念や、OPEC(石油輸出国機構)の減産見送りなどを背景に、原油価格は足元で下落傾向にあります。 このように、原油価格の動きには様々なものが関わっているようです。今回は原油価格とその変動要因について調べてみました。

○原油価格

原油価格は、原油の国際単位である「バレル」(1バレル=約159リットル)あたりの取引価格のことで、「1バレルあたり○ドル」といった表記が一般的です。

取引される主な原油としては、北米市場の「WTI」、欧州市場の「北海ブレント」、アジア市場の「ドバイ原油」があり、これらの価格は原油取引の際の指標とされています。

原油などの商品(コモディティ)市場では、「先物取引」の規模が大きく、先物価格が注目される傾向にあります。先物価格とは、将来の特定の期日・価格で商品を受け渡すことを事前に約束する「先物取引」における価格です。原油を売る生産者や購入する企業などは、先物取引によってあらかじめ取引価格を決めておくことで、急激な価格変動による損失を回避(ヘッジ)しています。


また、先物取引では、実物の商品を持たずに売買することが可能なことに加え、取引の差額のみを受け取る「差金決済」

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