くらし情報『CES 2015 - 新「ThinkPad X1 Carbon」の実機に触れる、物理6列キー復活以外の見所も』

CES 2015 - 新「ThinkPad X1 Carbon」の実機に触れる、物理6列キー復活以外の見所も

Fnキーとの同時押しは面倒」という"ユーザーの声"があったからだという。それと筆者の記憶では、当時のLenovoは「ビジネスで生き残るには、ThinkPadですら時代にあわせて変わらなければいけない」的な話をして、よりコンシューマ層を取り込みにいっていたと思う。

担当者の話としては、今回キーボードを再変更した理由もまた、"ユーザーの声"なのだそうだ。前世代のキーボードは(少なからず要望があった上で変えたというのだから当然そうなのだろうが)好評な面もあったというが、それでも特にタッチタイピストやプログラマといったプロ寄りのユーザー層からは抵抗があり、「異なる要望の多数決をとったわけではないが、ユーザーからの"戻して"という声は大きいと実感した」という。

もうひとつ戻ったのはタッチパッドだ。前世代では5つのボタンを内蔵した一枚板のタッチパッドに変更したが、新世代ではこれをThinkPadでおなじみのタッチパッド上辺に独立ボタンが並ぶものへと戻した。ただ実はこのタッチパッド、見た目では2世代前のX1 Cabonに戻しただけっぽいのだが、新規につくり直したものなのだそうだ。具体的には、例えば手をタッチパッドに置いて指を動かす時のピボットポイントを微妙に調整しており、昔のタッチパッドでは上部ボタンに押しても反応しづらいと感じる部分が少しあったそうなのだが、それを改良するなど、かなり細かい微調整だ。

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