2015年1月13日 10:00
「コミュニケーションをデザイン」する - テレビ会議システムの"本当の力"で企業を変えてきたVTVジャパン 前編
だからこそ我々は『コミュニケーションをデザインする』ことによって、社会的な価値を作り出していきたいと考えます」と同社の事業コンセプトを説明する。昨今、「"コミュニケーションの活性化"を唱える企業が増えていますが、テレビ会議システムを導入するだけで、本当に活性化するでしょうか」と述べる。
「会議の機会や回数が増えたところで、生産性の向上につながらなければ意味がありません。さらに社員同士や上下関係の間で認識の相違をまねかないため、共通認識の醸成が必要です」と、”コミュニケーションをデザインする”ことの目的を明らかにした。
企業経営を最適化するERP(Enterprise resource planning)やBPM(Business Process Management)パッケージなどの有効性は改めて述べるまでもない。だが、企業という大きな組織体の中で行われる営みには、それらだけでは最適化できないものも存在する。それは誰しもが感じることだろう。同社が目指しているのは、企業の中における人と人との間に存在する”コミュニケーション”というオブジェクトを最適化することなのだ。
ユーザーニーズを先取りしたソリューション構築
冒頭で述べたようにVTVジャパン株式会社は、主要なテレビ会議メーカー製品の販売、システム提案、保守などを行う企業である。