くらし情報『キーサイト、トリガーの設定操作を簡単にした普及帯デジタルオシロを発売』

2015年1月13日 10:00

キーサイト、トリガーの設定操作を簡単にした普及帯デジタルオシロを発売

は100万回/秒という同じ普及価格帯の中ではきわめて高い波形更新速度を備えており、不具合を見つけやすい。

次に、異常な波形だけを観測することで、不具合の様子を詳しく把握する。このためには通常、トリガー機能を使う。特定の区間内を通過する波形だけを表示したり、特定の区間内を通過しない波形だけを表示したりする機能である。タッチパネルによるトリガー設定機能(キーサイトでは「ゾーンタッチトリガ」と呼ぶ)が存在しない場合、トリガーの設定には14段階程度の手順を踏む必要がある。これに対し、新製品「InfiniiVision 3000T X-シリーズ」が搭載する「ゾーンタッチトリガ」機能では、タッチパネルに指をタッチしてスライドさせて作った特定の区間を、信号波形を通過させるのか、通過させないのかを指定することで、トリガー設定が完了する。タッチパネルの操作に慣れれば、数秒でトリガー設定を完了できる。

異常な波形の観測と記録が完了したら、不具合の調査に移行する。
このときには解析用の計測器を使ったり、記録波形のデータをパソコンに移動して解析ソフトウェアで調査したりする。こういった手間を省くのが、「InfiniiVision 3000T X-シリーズ」

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