2015年1月15日 10:00
何がここまでバンダイを駆り立てたのか…クレイジーな"ロマン"『スター・ウォーズ』ミレニアム・ファルコンのICカードケースを使ってみた
あの船の形状とカードケースの形状がまったく合致しないのは筆者だけではないはず。
それでは実物をご覧いただこう。
こちらがミレニアム・ファルコンのICカードケースである。
じっくりご覧いただきたい。ちょっともう、びっくりするくらい細かい部分までよくできていることがわかるだろう。映画にだってここまで詳細な全体像は出てこなかったぞ、と思ったら、オフィシャルの設定資料をもとに造型を完全再現したのだとか。おそろしい執念である。何がそこまでバンダイを駆り立てたのか。
商売うんぬんよりも、8割くらいは作品愛の力なんじゃないか。
一番のポイントは、これがアート作品でも何でもなくて、ICカードケースということ。つまり、ここまでがっつり再現された「ミレニアム・ファルコン」の細部は、ケースとしての性能には何の関係もない、単なるこだわりなのだ!
いやもう、脱帽である。作品への愛が極まると、これほどのものができてしまうのだ。1000年後くらいに何も知らない未来人が発掘したら、オーパーツとして博物館に飾るかもしれない。……ICカードケースだけど。
ところで、さっきからカードケースであることを強調しているが、ここまでのビジュアルを見る限り、どう見てもカードが入るスペースがなさそうだ。