2015年1月15日 12:00
"キー"は着脱式に! 液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」を使ってみた (6) タブレット感覚のタッチ機能
2月に発売予定の液晶ペンタブレット「Cintiq 27QHD」。今回は、タブレット感覚のタッチ機能について、試用してわかったことをレポートしていく。
○映画『マイノリティ・レポート』を彷彿させるタッチ操作
27インチという大型画面を内蔵した「Cintiq 27QHD」。このサイズになると、キーボードの設置場所に苦労することになる。キーボードに手が届きにくいと、キーボードショートカットを使った操作に手間取るからだ。もちろん、メニューやツールをペンで操作することもできるが、27インチともなると、ペンをそこまで移動させる操作そのものが、マウスやペンタブレットとは比較にならない負担となってくる。そこで用意されている補助機能が、コントローラーとタッチ操作だ。
タッチ機能は、タブレットPCでお馴染みの、ズームやスクロールを指の操作で行える。
Cintiq 27QHDには画面を直接指で操作するタッチ機能の有無の違いがある2モデルがある。今回試用したのはタッチモデルだ。
アナログで絵を描く時、紙を移動や回転させて、書きやすい方向に傾けて描くのが一般的だ。デジタルではそれぞれのアプリ内で、画面の移動や回転を実現している。